この記事では、妊娠超初期と呼ばれる妊娠3週目での症状や体の変化についてお届けしています。
生理予定日前の妊娠3週目「もしかしたら妊娠しているかも」とソワソワしてしまう方の多い時期です。この妊娠超初期は早い人だと妊娠の兆候を感じる時期でもあります。
■妊娠超初期の妊娠3週目での症状や体の変化とは
・基礎体温の変化
妊活を行っている方や体調の変化を確認するために基礎体温を測っている方は、妊娠3週目になると基礎体温の変化を感じやすいと言われています。
妊娠3週目では排卵が行われて着床する時期のため、基礎体温が1日だけグンと高くなる場合や高温期が続きます。高温期が14日以上続いていると着床している可能性が高いため、妊娠の可能性を判断していく基準のひとつになります。
着床する時期には個人差がありますが、一般的に受精から6~7日後と言われれています。また、着床には時間がかかるため受精後12日頃に着床が完了すると言われています。
・感じやすい症状
着床するとhCGと呼ばれるホルモンが分泌されます。このホルモンバランスの変化により、早い人では妊娠超初期の妊娠3週目からつわりや症状を感じる場合があります。
この時期に感じやすい症状はこちらになります。当てはまる場合は妊娠の可能性があります。
・少量の出血
・おりものの変化(量や質感)
・胸の違和感(ハリや痛み)
・カラダのダルい感じ
・眠気
・頭痛や胃痛
・胸焼け(吐き気やムカムカとした感じ)
・頻尿や便秘、下痢
・味覚や嗅覚の変化
・肌荒れ
・情緒不安定
・妊娠3週目の腹痛を感じる理由とは
妊娠3週目に「腹痛を感じた」と不安に思う方もいると思います。腹痛も感じる方と感じない方がいますが、違和感がある場合の主なケースはこちらです。
・着床痛
着床痛は受精卵が着床する際に感じる痛みです。
着床痛は医学的に証明されているものではないので、一説では排卵痛ではないかと言われています。どちらにせよ、心配のある痛みではないので不安に思う必要はありません。
・妊娠3週目での妊娠検査薬の使用について
妊娠超初期に早く確認したいと思うと気になるのが妊娠検査薬です。妊娠3週目で着床していると検査薬に反応してくれる気がする方もいるのではないでしょうか。
しかし、妊娠超初期に妊娠検査薬を使用しても正しい判定をすることができまん。
市販の妊娠検査薬が妊娠判定をできるのは、着床後に分泌されるホルモンのhCGに反応するからです。ホルモンの分泌量が少ない状態で検査薬を使用しても正しい判定をすることができず、「フライング検査」となってしまいます。
妊娠検査薬の種類によっては妊娠4週から検査を行えるものもありますが、正確な判断は生理予定日1週間後の妊娠5週以降です。焦らずにリラックスして過ごすように心がけましょう。
■まとめ
妊娠3週目の体の変化や症状についてを簡単にまとめるとこのようになります。
・ホルモン分泌の変化で妊娠症状が出る場合がある
・妊娠検査薬はまだ正しい判定ができないため我慢する
妊娠の可能性がある場合は、薬の内服やたばこの副流煙、飲酒などを控えてゆっくりと過ごすように心がけましょう。
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