この記事では子供の食物アレルギーについて、気になる小麦アレルギーの特徴と注意点についてお届けしています。
子どもの食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われている小麦アレルギーのポイントについて
・米を中心とした主食を摂る
・代替えできる食品で献立を増やす
・アレルギー表示を確認する
について詳しくお届けします。
■小麦アレルギーの特徴とは
小麦アレルギーは食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われています。この3つのポイントについて詳しく解説していきます。
・米を中心とした主食を摂る
・代替えできる食品で献立を増やす
・アレルギー表示を確認する
・米を中心とした主食を摂る
子どもの食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われている小麦アレルギーは、主食としてお米を中心としてメニューを決めましょう。
お米を主食にすることで、小麦の含まれている麺やパンの摂取を控えることができます。小麦ではなく米粉を使用している既製品の「米粉パン」を摂取する場合は「グルテンフリー」を選びましょう。
市販されている米粉パンには、作られている過程で小麦たんぱく質のグルテンを使用している場合があります。現在ではホームベーカリーを使用して、手軽に米粉パンを手作りすることができます。小麦対策として家庭で米粉パンを作る方法もおすすめです。
・代替えできる食品で献立を増やす
子どもの食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われている小麦アレルギーは、小麦粉の代わりになる食材で献立を増やすことです。
小麦粉が使えないと献立の幅が狭くなりがちです。小麦粉の代用品として使える「米粉」「上新粉」「タピオカ粉」「コーンスターチ」などを上手に活用していきましょう。
また、麺の代わりとして「フォー」「ビーフン」「春雨」などを使用することも可能です。工夫することで様々な料理を作ることができるため、代替え食品を活用していきましょう。
小麦不使用として「パスタ」「ケーキ」「調味料」なども市販されています。食べられる献立を増やして食を楽しみましょう。
・アレルギー表示を確認する
子どもの食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われている小麦アレルギーは、加工食品に使われやすい食材なためアレルギー表示をしっかりと確認しましょう。
小麦は加工しやすい食材なため、主食の「麺類」「パン類」だけでなく「生地」「カレー」「お菓子」などといった様々な食品に使用されています。誤って摂取してしまわないように、しっかりとアレルギー表示を確認して取り入れるように心がけましょう。
「麦」に敏感になりがちですが「麦芽糖」に関しては小麦ではなく「大麦+トウモロコシ」などのデンプンなため心配ありません。醤油には小麦が使用されていますが、小麦のたんぱく質が完全に分解されるため摂取が可能と言われています。
「大麦」「オーツ麦」「ライムギ」なども基本的には摂取が可能です。担当の医師に相談して食べられるものを明確にしていきましょう。
■まとめ
子供の食物アレルギーで三大アレルゲンのひとつと言われている小麦アレルギーについて簡単にまとめるとこのような形になります。
・主食は米やグルテンフリーの米粉パンなどにする
・代替えできる食品を活用して献立を増やす
・アレルギー表示を確認して食べられるものを明確にする
理解を深めて安全で健康に過ごすことができるように心がけていきましょう。
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