この記事では子供の食物アレルギーについて、気になる甲殻類アレルギーの特徴と注意点についてお届けしています。
子どもの食物アレルギーで学童期以降に増えると言われている甲殻類アレルギーのポイントについて
・学童期以降になりやすい
・エビやカニに要注意
・食べられる魚介類もある
について詳しくお届けします。
■甲殻類アレルギーの特徴とは
甲殻類アレルギーは食物アレルギーで学童期以降に発症しやすいと言われています。この3つのポイントについて詳しく解説していきます。
・学童期以降になりやすい
・エビやカニに要注意
・食べられる魚介類もある
・学童期以降になりやすい
子どもの食物アレルギーで学童期以降になりやすいと言われている甲殻類アレルギーは、乳幼児期よりも学童期に発症しやすいアレルギーです。
甲殻類アレルギーは2~3歳以降の学童期に増え始める傾向があると言われています。また、一度発症してしまうと成人後も食べられるようにはなりにくい特徴があります。
甲殻類アレルギーもアレルギー表示がされています。突然食べられなくなり戸惑うこともありますが、「つい」「うっかり」摂取してしまわないように気を付けていきましょう。
・エビやカニに要注意
子どもの食物アレルギーで学童期以降になりやすいと言われている甲殻類アレルギーは、エビやカニを摂取してしまわないように心がけることです。
甲殻類アレルギーは特に「エビ」や「カニ」に注意する必要があります。加工食品に混入している可能性もあるため、必ずアレルギー表示を確認するように心がけましょう。
魚のすり身からできている「ちくわ」や「かまぼこ」などには、甲殻類をエサとしている可能性があるため注意が必要です。どこまでが食べられる範囲なのかを担当の医師に確認しましょう。
また、ちりめんじゃこのような加工食品には取り除ききれない「エビ」や「カニ」が混入していることがあります。誤って摂取してしまわないように注意が必要です。
・食べられる魚介類もある
子どもの食物アレルギーで学童期以降になりやすいと言われている甲殻類アレルギーは、すべての魚介類が食べられないわけではありません。
エビやカニのアレルゲンとなっているたんぱく質は「トロポミオシン」です。どちらに含まれているたんぱく質も似ているため、エビとカニはセットのアレルギーとして取り扱われています。
また、「タコ」「イカ」「貝類」にもトロポミオシンが含まれているため注意が必要です。担当の医師に確認し、どこまでの魚介類を食べても大丈夫かを把握するようにしましょう。
魚や魚の卵などは別なアレルゲンとなります。甲殻類アレルギーとは区別して確認していく必要があります。
■まとめ
子供の食物アレルギーで学童期以降になりやすいと言われている甲殻類アレルギーについて簡単にまとめるとこのような形になります。
・2~3歳以降の学童期以降になりやすい
・エビやカニの混入に要注意
・食べられる魚介類もあるため担当の医師に確認が必要
理解を深めて安全で健康に過ごすことができるように心がけていきましょう。
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